硬式空手で県3位 誠志会館から2選手 大和市

笑顔で入賞報告をする水本君(右)と清水君

大和市内を中心に活動する防具空手道場「誠志会館」(人見龍誠館長)の選手2人が3月31日、横須賀市西体育館で開催された「第32回神奈川硬式空手道選手権大会」の組手個人戦に出場し、それぞれ3位に入賞した。

同大会は神奈川硬式空手道連盟の主催。試合は素手・素足を原則として、鍛えることができない身体の部位は「安全防具スーパーセーフ」を使用して行われる。所定の場所に技を当てることによって点数が得られ、その合計点が高い方が勝者となる。

今大会で3位に入賞したのは、男子小学5年の部に出場した清水悠翔君と、男子中学1年の部に出場した水本快已君の2人。

清水君は小学3年の時に入賞して以降は惜敗が続いていたというが、今大会では準決勝まで3回を戦い抜き、勝利を収めた。試合後は「久しぶりに入賞できたのはうれしい」と入賞を喜んだ。

水本君は準決勝に進み、積極的な姿勢で試合に臨むも、途中冷静さを欠いてしまったという。「悔しい気持ちが大きい。次は劣勢に立った時でも落ち着いて試合に臨みたい」と、次の大会に向けて意気込んだ。

人見館長は「今大会の経験を次の試合にもつなげていってほしい」と話していた。

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