触れて学ぶリサイクル 県内企業が出前講座 川崎市宮前区

アルミ缶を手に工作=提供

株式会社SCOPSが運営する学童「イーキュースクール」(小台)で3月29日、県内の金属リサイクル企業と共創したSDGsプログラムが開催された。

同学童では、昨年6月から人権の尊重を土台に、SDGs(持続可能な開発目標)の17アクションについて座学や体験を行っている。今回は南足柄市の高部金属による出前講座を実施。同社がリサイクル業の説明や環境問題について解説したほか、子どもたちはアルミ缶を再利用したプランター工作や、魚釣りゲームでアルミ缶、スチール缶、ペットボトルの分別を体験した。

同社の森川敦子さんは「子どもたちが社会とつながる機会にしたいと行った。同様の講座をより地元企業や地域の人ともできれば」と話した。

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