大谷翔平、給与口座“放置”は「普通」 同僚解説、一般社会と異なるアスリートの世界

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

グラスノーが給与事情について語る「ストレスに感じることを省きたい」

ドジャースのタイラー・グラスノー投手が、アスリートの口座管理事情について説明した。大谷翔平投手がエンゼルス時代の口座に3年間アクセスしていないことがSNSで話題になったが「私が知っているほとんどのアスリートは(お金周りについて)何も知らない」と理解を示した。

大谷の口座をめぐっては、銀行詐欺の疑いなどで訴追された元通訳の水原一平容疑者が勝手にアクセスし、違法ブックメーカーに送金していたとされている。米連邦捜査当局が提出した訴状によると、大谷は2018年に口座を開設してから2021年までアクセス履歴がなかったという。

エンゼルス時代の給与が振り込まれていた口座にアクセスなし。SNSでは無関心ぶりが話題になったが、米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演したグラスノーは「ほとんどのスポーツ選手がそういう風にやっている」と話した。

続けて「『私の担当がやっているよ』って感じだ。信頼できる人を探さないといけないけど、ストレスに感じることを省きたいんだ」と理由を説明。「主導権は握りたいけど『君のこと信頼しているから、やってくれ。お金(の管理)で心配したくない』って感じだよ。普通だと思うよ」と明かした。(Full-Count編集部)

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