湘南FW鈴木章斗が2・3月度「月間ヤングプレーヤー」を受賞!「チームメイトへの感謝は強い」

4月16日、Jリーグは2・3月度の「月間ヤングプレーヤー賞」を発表。J1では、湘南ベルマーレのFW鈴木章斗が受賞した。

この賞は、各月のJリーグにおいて「印象に残るプレーをし、今後の更なる活躍が期待できる21歳以下の選手」を表彰するものだ。

鈴木章は3月2日のJ1第2節・京都サンガF.C.戦で今季初ゴールを挙げると、同17日の第4節の浦和レッズ戦で2得点をマーク。高卒3年目のストライカーが飛躍の兆しを感じさせていた。

自身初の個人賞を獲得した20歳は、湘南の公式YouTubeチャンネルで次のようにコメントした。

「こういった賞は、常に目ざしていたものでもある。自分だけの力で取れる賞ではないので、チームメイトへの感謝は強いです」

【動画】2月・3月度「月間ヤングプレーヤー賞」の湘南FW鈴木章斗のプレー集!
また、鈴木章は受賞の発表前、公開練習後に取材へ応じ、今後への意気込みを次のように語っている。

「上位のチームとの戦いが続いていますが、自分たちがやるべきことは変わりません。そのなかで、自分の数字により強くこだわりを持ってやりたいなと思います」

鈴木章が言うように、湘南は上位陣との試合が続いている。第7節で当時2位のサンフレッチェ広島、第8節(前節)に当時4位の横浜F・マリノスと対戦。さらに次節は現在4位でJ1のディフェンディング・チャンピオンのヴィッセル神戸と相まみえる

現在17位の湘南は、強豪クラブとの3連戦を勝利で締めくくれるか。4月20日の15時キックオフ予定の神戸戦では、新エース候補の背番号29に要注目だ。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

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