岩手県庁で未利用木材を生かした木工品の販売会 KUNOHE木工女子部が地域の森林資源をPR

岩手県九戸村や周辺地域の森林資源を活用した木工品をPRしようと16日、県庁で販売会が開かれました。

販売会を開いたのは木工品を製造・販売するKUNOHE木工女子部です。この団体は九戸村在住で3月まで村の地域おこし協力隊員として活動していた上野早紀さんと福島多恵さんらで2023年の4月に結成しました。出荷できない木材の未利用部分を活用して積み木やコースター、名札などの雑貨を製作しています。上野さんが材料の調達や加工を担当し福島さんが商品のイラストやデザインなどを手がけています。

(上野早紀さん)
「この活動をすることによって森林が豊かになると思っている。多くのお客さんに商品を取って活動を知ってもらえたら」

団体は今後も未利用木材で製作した雑貨の販売を通して森林保全の活動に取り組んでいくとしています。

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