春の交通安全運動 県内事故件数とけが人減少 死者は1人

 愛媛県警は16日、春の全国交通安全運動期間中(6~15日)の県内の事故発生状況を発表した。死者は前年期間中と同じ1人で、件数は49件(前年比9件減)、けが人は55人(12人減)と前年を下回った。

 交通企画課によると、事故形態別では車両同士が30件と12件減る一方、自転車と車両は12件と4件増加。人と車両は7件で、10日には八幡浜市の県道交差点を横断中、軽トラックと衝突した80代女性が死亡した。期間中、速度超過など重大事故につながる違反の取り締まりや、子どもらの見守り活動を実施した。

© 株式会社愛媛新聞社