女子プロレス「ＬＬＰＷ―Ｘ」の〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍（５９）と井上貴子（５４）が１６日、都内のＬＬＰＷ―Ｘ道場で、ホットヨガスタジオＬＡＶＡと共同開発したヨガプログラムイベントを開催した。
ＬＡＶＡインストラクターの赤坂景子さんの指導の元、抽選に当選した４名の参加者とともに貴子、ＬＬＰＷ―ＸのＮØＲＩもプログラムに参加。神取は監督として参加者を鼓舞した。昨年末から開発し始め、元々プロレスファンだったという赤坂さんと共同で本プログラムを開発。技の威力を強化するようなポーズを取り入れ、イベントオリジナルのプログラムで参加者と体をほぐした。
長年ヨガに取り組み、２００５年にはＬＡＶＡ渋谷店でインストラクターを務めた経験もある貴子は「１０、２０代は寝たら治る体の若さがあったけど、年を重ねて、整体に行っても治らないのは体の可動域が狭いことが原因だったとヨガを通して気が付いた。今の私にとってプロレスもヨガもライフワークになっている。大好きな２つが融合してこんな風にプログラムが実現したことが、とてもうれしいです」と笑顔を見せた。
今年１月に肩を負傷しヨガをトレーニングに取り入れるようになったという神取も「最初はヨガを軽く見ていたけど、実際にやって筋肉に対するアプローチの違いを学んで、ヨガの奥深さを知った。今回、ヨガの日本一であるＬＡＶＡさんとこうしてコラボができて、プロレス界でも新しい開拓ができたなと思ってます」と目を輝かせた。
さらに今後もＬＡＶＡと共同してプログラムの開発やイベント開催に前向きな様子で「選手生命を延ばすとか、ケガをしにくい体づくりって絶対必要なことだから、スポーツ界全体に広めていきたい。そしてこういうイベントを通して、プロレスファンを増やしていけたらいいよね」と語った。
