笑顔の大谷の裏で…水原容疑者に滲み出ていた“焦り” 4か月後の合点「忙しかった」

ドジャース入団会見に臨んだ大谷翔平(左)と水原一平容疑者【写真:ロイター】

昨年12月15日に大谷の入団会見に出席→翌日に胴元へ「忙しかった」

ドジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者は、11日(日本時間12日)に銀行詐欺の容疑で米連邦検察に訴追された。告訴状には、水原容疑者と胴元がやり取りしたとされるメッセージも公開されているが、昨年12月14日(同15日)のドジャース入団会見翌日には「めちゃくちゃ忙しかった」などと胴元に発信していたと見られ、ファンは「こりゃひどいな」などと呆れている。

ドジャース入団会見という晴れの舞台に水原容疑者も出席。普段通り大谷の言葉を訳していたが、その裏では相当追い込まれていたようだ。

告訴状によると、翌日に胴元から「忙しいのは分かるが、敬意を示してほしい。今夜までに電話してくれ」などと水原容疑者にメッセージがあった。これに対して水原容疑者は「申し訳ない。目茶苦茶忙しかった」などと焦りを滲ませた文言を返したという。

入団会見では満面笑みの大谷とは対照的な、水原容疑者が沈んだ表情が話題になっている。胸中は入団会見どころではなかったのかもしれない。

SNSには「大谷さんが本当にかわいそう」「どんな心境で会見に出ていたのか」「悲しみが湧いてくる」「会見が汚された感じ」とコメントが寄せられている。大谷の口座から1600万ドル(約24億7000万円)以上を不正送金したとされる水原容疑者。ファンにとっても“裏切り”へのショックは大きい。(Full-Count編集部)

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