中村倫也「石原さとみの背中を追いかけていた」 19年ぶり共演で感慨

完成披露試写会に登壇した中村倫也【写真:ENCOUNT編集部】

中村「僕が言うとふざけているみたいでしょ?」

俳優の中村倫也が16日、都内で行われた主演映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に石原さとみ、青木崇高、吉田恵輔監督らとともに参加。石原と19年ぶりに共演し、思いを明かした。

吉田監督によるオリジナル脚本。愛する娘の失踪事件をきっかけに、マスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族を描く。石原は、出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じ、本作が出産後初となる映画出演となった。

沙織里たち家族を取材するテレビ局の記者を演じた中村は、石原と19年ぶりの共演となった。さらに、石原とは同じ誕生の同い年で同じ血液型という縁という。中村は「撮影が始まる前は久しぶりでうれしいなと思っていたけど、初日現場に行ってものすごく急に感慨深くなった」といい、「嘘でもなんでもないけど、自分はちょっと石原さとみの背中を追いかけていたんだなって思った」と吐露した。

隣に立つ石原がキョトンとした顔で中村を見つめると「僕が言うとふざけているみたいでしょ? 僕がふざけているときが、ふざけていない(笑)。僕がこの仕事始めたとき、さとみちゃんはもう始めていて、同世代のトップを走っていた。しばらく共演もなくいつかご一緒したかったけど、ここまでかかった」とし、19年前にドラマで共演した石原、そして青木崇高と本作の取材を受けることに「運命を感じた。いや……『Destiny』を感じた」とコメント。放送中の石原主演のドラマタイトルをしっかり絡めて笑いを誘った。

完成披露試写会にはそのほか、森優作、小野花梨、細川岳、吉田督も登壇した。ENCOUNT編集部

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