ヤクルト・石川、5回6安打無失点の粘投も…打線の援護なく23年連続白星お預け

◆ 毎回安打を許すも要所を締める!

ヤクルトの石川雅規投手(44)が16日、敵地・バンテリンドームでの中日戦で今季初登板。毎回安打を許しながらも5回6安打無失点と粘ったが、打線の援護に恵まれず23年連続となる今季初勝利の権利を持たず降板した。

1年目から23年連続登板となった大ベテラン。初回は一死から連打を浴び一、二塁のピンチを招いたが、4番・中田を三邪飛、5番・細川は空振り三振に仕留め無失点スタートを切った。2回は先頭の6番・カリステに左翼フェンス直撃の二塁打を許したが、下位打線をピシャリと封じピンチ脱出。3回と4回も安打を許したが要所を締めた。

0-0のまま迎えた5回は二死から二塁打を許したが、最後は2番・田中を右飛に仕留めピンチ脱出。直後の6回表の攻撃で代打を送られ降板となった。

今季初登板は5回76球、6安打無失点、2奪三振無失点の粘投。勝利投手になれば、プロ野球史上初のプロ1年目から23年連続白星となるところだったが、攻撃陣が中日先発・小笠原を打ち崩せず試合は0-0のまま7回に入った。

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