王毅氏、イラン外相と電話会談 大使館攻撃を非難

 王毅・共産党中央政治局委員・外相は15日、求めに応じイランのアブドラヒアン外相と電話会談を行った。

 王氏は次のように表明した。中国はイランの在シリア大使館に対する攻撃を強く非難し、断固反対する。今回の事件は国際法に重大に違反するもので、受け入れることはできない。中国はイランが自らの行動について限定的とし、大使館攻撃事件に対する自衛権の行使としていることに留意している。イランが地域の国や周辺隣国を標的にしたものではないと強調し、善隣友好政策を継続するとあらためて表明したことを称賛する。イランが情勢を把握し、イランの主権と尊厳を守ると同時に、情勢の一層の動揺を回避すると信じている。〔北京4月15日発新華社=中国通信〕

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