SNS上の広告から為替取引に勧誘され約3,500万円詐取か 金融機関からの通報で発覚=静岡県警

静岡県賀茂郡に住む70代の女性が、SNS上の投資広告で知り合った人物から、約3,500万円をだまし取られる事件がありました。

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被害にあったのは、静岡県賀茂郡在住で旅館を経営する70代の女性です。警察によりますと女性は、2024年2月上旬頃、無料通話アプリ「LINE」に表示された投資広告をクリック。その後、投資家をかたる人物とSNSを通じて連絡をしたところ、為替取引などの投資を勧誘され、2月上旬から4月上旬までの間、複数回に渡って、合計約3,500万円を指定された複数の口座に振り込みました。

女性が取引している金融機関から「多額のお金を動かしている人がいる」と警察に通報があり、その後、警察が女性から話を聞き、だまされていることがわかりました。女性は警察から連絡があるまでは、詐欺だという認識は無かったということです。

警察は、「SNS上で知らない相手から投資の話が出たら詐欺」「正規な投資でも、個人口座への振り込みは絶対にない」と呼びかけています。

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