衆院鹿児島1区を拠点にする立憲民主党元職の川内博史氏(62)が衆院比例九州で繰り上げ当選する見込みだ。同党の山田勝彦衆院議員(比例九州)が16日告示された衆院長崎3区補欠選挙に立候補し、公選法の規定により自動失職。欠員補充のため、近く開かれる比例九州の選挙会で当選が決まる。
川内氏は7期目を目指した2021年衆院選で自民党の宮路拓馬氏(44)に1万2000票差で敗れ、比例復活も逃した。立民の比例九州名簿で次々点だったが、23年に屋良朝博氏が繰り上げ当選し、次点となっていた。
長崎3区補選は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた谷川弥一氏の議員辞職に伴って実施される。