奥能登―金沢、バス増便 22日から 日帰り通院可能に

 能登半島地震の被災地である珠洲市、能登町の住民が、県立中央病院(金沢市)や金沢医科大病院(内灘町)に日帰りで通院できるように、北陸鉄道(金沢市)は22日からバスを増便する。16日に県庁で開かれた県災害対策本部員会議で報告された。

 増便となる「穴水珠洲C線」は珠洲市のすずなり館を午前6時15分に出発し、珠洲市役所、能登町役場を経由して同7時42分に、のと里山空港に着く。同所を同8時に出発する輪島特急に接続する。帰りは、金沢駅西口を午後1時半に出発する輪島特急に乗れば、のと空港を同4時に出るバスで、能登町、珠洲市へ向かうことができる。

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