【中日】細川成也の決勝打で逆転勝利 立浪監督「今日の勝ちは本当に大きい」

中日・細川成也

中日が16日のヤクルト戦(バンテリン)に3―2で逆転勝利。貯金を「5」として首位をガッチリとキープした。

バンテリンドームのボルテージがMAXとなったのは2点ビハインドで迎えた8回だった。一死三塁の場面で田中が中前適時打を放ち1点差。さらに一死二、三塁からヤクルト5番手・木澤の暴投で2―2の同点とすると最後は細川が決勝の中前適時打を放ち、中日が大逆転勝利を収めた。

「今日は(中田)翔がチャンスで力んで結果出なかったんですけど、よくカバーしてくれたと思います」と立浪和義監督(54)は殊勲打の細川を絶賛。反撃のタイムリーを放った田中についても「彼は技術を持っている選手。しぶとい、いいところを出してくれた」と高く評価した。

「なかなか長打が出ないのでこういう展開の試合が多くなる。競って勝っていけるように。今日の勝ちは本当に大きい。日曜日(14日)、負けた後だっただけに」。会心の勝利に指揮官の表情も明るかった。

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