【スターダム】舞華 vs 渡辺桃のワールド王座戦は…史上初の3本勝負!「私をしっかり楽しませてよ?」

ワールド王者の舞華(左)と挑戦者の渡辺桃

女子プロレス「スターダム」の舞華が保持するワールド王座で、史上初の3本勝負が行われることが決定した。

27日の横浜BUNTAI大会で極悪ユニット「大江戸隊」渡辺桃と激突する舞華は、16日に都内で開かれた調印式に出席。マイクを持った渡辺から「お前さこの前『私(渡辺)の土俵でやってやる』って言ったよな? 私の土俵って言ったら、凶器使い放題のハードコアマッチなんてどうかなって思ってるんだけどさ。まあ、BUNTAI、こけら落としでぶっ壊すにはちょうどいいんじゃない?」と提案される。さらに「それに加えて私の土俵でやってあげるだけだと、お前が秒殺されちゃってかわいそうだから、お前の土俵でもやってやるよ」と吐き捨てられた。

すると王者は「私の土俵っていうのは、お互い『どちらかが起き上がれなくなるまで』ってことなんだけど…。普通に3カウントじゃつまんないし。KOもしくは10カウントオンリーのルールでどうかな?」と条件を提示。さらに「私もこの試合、面白くしたいと思ってたから、ちょうどいいやん。ハードコア、10カウントオンリー、ノーマルの試合、この3本勝負で社長、もちろんいいよね?」と隣に座っていた岡田太郎社長に要求した。

渡辺と岡田社長も受諾し、3本勝負が決定的になると舞華は「桃! 私をしっかり楽しませてよ?」と不敵な笑みを浮かべた。最後は王者の挑発に怒りをあらわにした渡辺から髪の毛をつかまれ「てめえこそ、私をしっかり楽しませろよ、クソチャンピオン。最後に立ってるのは、このブラピだからな」と宣戦布告された。

2011年1月の旗揚げから同王座戦で3本勝負が行われることは史上初。王座戦に不穏な空気が流れている。

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