長年にわたり地域の文化振興に貢献したとして去年、文化庁の地域文化功労者表彰を受けた大津市在住のピアニスト南千勢子さんがピアノリサイタルを開きます。
リサイタルは、南さんの地域文化功労者表彰受賞記念として、しがぎん経済文化センターなどの協力で、今年７月、大津市のびわ湖ホールで開催されます。南千勢子さんは現在６７歳。２０代で、ハンガリーに留学し、帰国後は県内を拠点に活動。チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団など、国内外の一流オーケストラとの共演を重ねながら、特に、ハンガリー出身の作曲家・リストの作品に傾倒し、滋賀県を代表するピアニストとして活躍しています。文化・経済フォーラム滋賀をはじめ、県内の文化団体の幹事も務めるなど地域の文化振興にも貢献し、２０１５年には滋賀県文化賞を受賞しています。
今回のリサイタルでは、敬愛するというリストが編曲したピアノ作品１０曲を演奏します。「超絶技法」とされる曲も含まれ、聞きごたえのある内容だということです。リサイタルの開催は７月１１日。会場は、びわ湖ホール・小ホールで、現在、小中学生ペア４０組の無料招待受け付けも行われています。
