将来びわ湖での活用も? 日本財団が CO2ゼロの船 実証実験

将来、びわ湖でも活用されるのでしょうか?海や湖などの環境問題に取り組む日本財団が、CO2を出さない、船のゼロエミッション運行実験を成功させました。

日本財団は、CO2の排出ゼロを目指す「ゼロエミッション船プロジェクト」として、2022年1月から、CO2を出さない水素燃料電池を搭載した船の開発を進めてきました。先月末から今月初めにかけては、九州北部の海で、実際に船を運行する実証実験が実施されました。

実験では、総トン数およそ250トンの水素燃料船が、およそ30キロの航行に成功。こうした船でのゼロエミッション運行は世界初だということです。CO2排出ゼロを目指すこうした技術は、将来的には、びわ湖の船での活用も期待されています。

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