静岡市難波市長「東部・中部・西部バランスよい県政運営が大事」

次の知事選に向け動きが加速する中、静岡市の難波市長が12日会見で知事選について言及しました。

12日午前、定例会見を開いた静岡市の難波市長。

リニアの環境問題などについて言及がありましたが、記者から注目を集めたのは“元上司”川勝知事の電撃辞職に伴う次の県知事選についてでした。

Q.特定の候補どちらかを支援するという考えはありますでしょうか?

静岡市 難波喬司市長:
「まだそれは決めてないですね。もっと確度が上がってから考えたいと思います」

Q.どちらかを支援する可能性もある?

「それは十分あると思います。静岡市政としてこういう方になっていただいたほうが、物事がうまく進むなということですね。それが市民の幸せにもつながるわけですから」

静岡市の経済界が推す大村氏と、浜松の経済界などが推す鈴木氏。

2人を含む選挙戦となる公算が大きくなった中、次の知事に求めることとして難波市長が強調したのは…。

静岡市 難波喬司市長:
「これは静岡県の特徴で非常に大きな県ですから、どうしても東部・中部・西部のバランスの問題が出てきます。一方的にどこかという話になると、分断のようなことになりますので、どっかに肩入れみたいな、肩入れというのは言い方が悪いので、どこかに重点を置き過ぎると、やはり分断ということができてきますから、そういうことがないように静岡県全体として東中西バランスよく、みんなが幸せになっていくような県政運営が大事だと思います」

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