ユヴェントスと合意間近も…F・アンデルソンがパルメイラス行きを決めた理由とは

写真:今季終了後、パルメイラス加入が決まったF・アンデルソン

15日、パルメイラスはラツィオのブラジル人FWフェリピ・アンデルソンの獲得を発表した。契約期間は2024年7月1日から2027年12月31日までと伝えられている。

ラツィオとF・アンデルソンの契約は、2024年6月までとなっており、今夏にフリートランスファーで退団することが長らく予想されていた。ユヴェントスのディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏がF・アンデルソンの獲得に興味を示しており、今夏のユヴェントス加入が迫っていると報じられていたが、急転直下パルメイラス行きが決まった。

イタリア『Gazzetta dello Sport』は、F・アンデルソンが今夏パルメイラス行きを決めた理由を次のように伝えている。

ユヴェントスのジュントーリ氏は、今シーズン終了後の契約成立を目指しており、契約締結に向けて金銭面の駆け引きを行わないと名言していた。ユヴェントス側が静観していた一方で、F・アンデルソンは自身の将来を早めに決めたいと考えていたようだ。

先週ラツィオから契約延長のオファーがあったことに加え、パルメイラスが具体的かつ説得力のあるオファーを提示し、最終的にF・アンデルソンがパルメイラスからのオファーを受け入れることになったという。

F・アンデルソンは自身の公式SNS“X”にて公式声明と題して以下のようにコメントを綴っている。

「いつも私をサポートしてくれるラツィオとそのすべての人々に敬意を表し、契約延長に至らなかったため、来シーズンは別の道を歩むことをお知らせする」

「僕は常に自分のプロフェッショナリズムとラツィオに対するコミットメントを証明してきた。そのため契約最終日までこのユニフォームのために献身し続けることを約束する。何から何までありがとう」

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