【香港】香港空港の貨物取扱量、23年は世界一[運輸]

国際空港評議会(ACI)の統計によると、2023年の香港国際空港の貨物取扱量は430万トンで世界最多だった。世界一になるのは10年以降で13回目。

香港国際空港を運営する香港空港管理局(AAHK)が15日発表した。同局の蘇沢光(ジャック・ソー)会長は「卓越した効率の高さと世界レベルの貨物サービスにより、香港国際空港が厳しい環境下でも業界をリードし続けたことの証し」と指摘。航空貨物は香港の物流業の成長と経済全体の発展を支える推進力であるとして「世界的な貨物ハブとしての競争力をさらに強化するため、今後も航空輸送業界と協力していく」とコメントした。

空港管理局によると、同空港では年内に第3滑走路システムが全面稼働する予定。稼働後の貨物処理能力は年間1,000万トンまで拡大する見通しだ。

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