ムキムキマッチョの白猫ちゃんに思わず笑顔
土佐犬を見て育った影響か、筋骨隆々な猫がX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@6464prpr」さん。
当ポストには2024年4月4日時点で7700件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「実は筋肉質」な猫ちゃんがかわいい!
「彼はネコリアン。犬を見て育ったせいか実はムキムキである。」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
そこに写っているのは白猫の「ソウ」くん。犬の「アギト」ちゃんと飼い主さんとともに、のんびり山暮らしをしているといいます。
普段は甘えん坊で活発なソウくんですが……写真には「筋骨隆々」な、凛々しい佇まいがおさめられていました。引き締まったボディで背筋を伸ばすソウくん。胸やお腹や脚の周辺など、陰影のある身体つきが印象的で、まさに「筋肉質」といった具合ですね……!
「2匹が似ている」という声も
一緒に暮らすアギトちゃんも、引き締まったボディと立派な筋肉が印象的な女の子。凛々しい立ち姿がカッコイイです!ソウくんはそんな姿を見て育ったからか、2匹にはどこか似た雰囲気がありますね。
仲良し2匹の姿に癒された人は多いようで、ポストは大反響に。
コメント欄には「ソウくんの顔立ちと立ち姿が、アギトちゃんそっくり(笑)」「姿勢が猫じゃない」「姿勢が良いので見習います」「え、ほんとうに筋骨隆々だ。うちの猫とは比べ物にならなくらい!」など、驚いた人の声が多く寄せられました。
彼はネコリアン。
犬を見て育ったせいか実はムキムキである。 pic.twitter.com/5xjiMf33C9— ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている (@6464prpr) March 29, 2024
猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
獣医にかかる医療費
- 2018年:2412円
- 2019年:3016円
- 2020年:2918円
- 2021年:3367円
- 2022年:2392円
- 2023年:3400円
猫の保険
- 2018年:1729円
- 2019年:2349円
- 2020年:1758円
- 2021年:2731円
- 2022年:2069円
- 2023年:1988円
市販の猫主食用キャットフード
- 2018年:2599円
- 2019年:2745円
- 2020年:2673円
- 2021年:2978円
- 2022年:2877円
- 2023年:2988円
市販の猫おやつ用キャットフード
- 2018年:1092円
- 2019年:1303円
- 2020年:1241円
- 2021年:1346円
- 2022年:1356円
- 2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 21.5%:別れがつらいから
- 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
- 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
- 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
- 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
- 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
2匹の共通点は「甘えん坊なところ」
さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――普段はどのような子ですか?
私が帰宅すると音に気付いて、2匹揃って玄関前で待っています。
普段、犬はほとんどの時間ベッドの上にいて、猫は家中をパトロールしています。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
犬の通り道を猫が仰向けの姿勢で遮って、邪魔している事があります。
――自慢のポイントは何ですか?
犬はモチモチとした感触、猫は三色団子と同じ配色の毛色・肉球・瞳です。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
甘えん坊な点だけが同じで、何もかもが正反対の凸凹コンビですが、仲良くまったりのんびり山暮らしをしております。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @6464prpr
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」