戸長屋敷が春の装い 栃木でシバザクラ見頃 端午の節句飾りも

長屋門の前で見頃を迎えているシバザクラ

 【栃木】大平町西山田の市おおひら郷土資料館「白石家戸長屋敷」長屋門南側の庭園で、白やピンクのシバザクラが鮮やかな花を咲かせている。

 シバザクラは同館職員が管理している。約1週間前に見頃を迎えたが、まだ2週間ほど楽しめそうだという。このほか屋敷周辺の散策路ではボタンやツツジが咲き始め、春の装いとなっている。

 屋敷内では、恒例の「端午の節句飾り」が行われている。こいのぼりやかぶとをモチーフにしたつるし飾り25セットが展示され、会場を彩っている。同館の青木一忠(あおきかずただ)さん(62)は「華やかな雰囲気を楽しんでもらいたい」と話している。

 展示は5月26日まで。午前9時~午後5時。入館料は一般100円、小中学生50円。月曜休館。(問)同館0282.43.8686。

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