「生昆布」と“昆布の未来”の関係は? コリコリ触感がクセになるフジッコの「生昆布」シリーズ#Omezaトーク

By FYTTE 編集部

ふだんの食卓で、つくだ煮をあまり食べない私がリピ買いしているのが、「ふじっ子煮MIRAIシリーズ」です。昆布のつくだ煮と聞いて思い浮かべるようなやわらかな食感ではなくて、コリコリッとした歯ごたえが特徴で、わが家の小・中・高校生の子どもたちにも大好評。おにぎりの具材としてではなく、ふつうに常備して、ご飯の上に乗っけて食べたくなる…そんなつくだ煮を紹介します!

まず、「MIRAIシリーズ」の「MIRAI」って何だ?という話なのですが、ここには「昆布の未来を作っていきたい」という思いが込められているのだそう。そもそも昆布は寒い地方でとれるので、地球温暖化の影響を受け、日本での生育量そのものが大きく減っています。そのうえ生産者の方の高齢化、後継者不足に伴って、生産者数もまた、減っているのだとか。昆布の収穫作業も重労働で、なかでも収穫した昆布を手作業で均一に乾燥させる工程の大変さは、相当なものだそうです。

そこで、フジッコでは、産地の人たちと協力し、収穫した昆布を乾燥させず、収穫した日に洗浄、裁断、冷凍して商品の原料として使用する方法を編み出しました。この原料にあたるのが「生昆布」であり、こうしてできたのが、「ふじっ子煮MIRAIシリーズ」です。パッケージに書かれた「生昆布」という文字には、こんなストーリーがあったのですね。

さて、昆布の佃煮というと、やわらかくて歯ですぐにかみ切れるような食感を思い浮かべるのではないかと思います。ところが「生昆布」はコリコリした食感があります。私が今回食べた「梅入り生昆布」には、それをあと押しするかのように、きくらげと刻み梅も入っています。見た目はふつうの昆布の佃煮なんですけれどね…(笑)。

味つけには、かつおやほたてのエキスも使用され、昆布と梅だけではない、複雑な味わいがあるので、料理と合わせるのもおすすめです。

キャベツのざく切りに冷凍枝豆を混ぜて軽くレンジで加熱したものに、昆布の佃煮とゴマを合わせたり(写真左)、大根の皮のきんぴらに佃煮を合わせてみたり。さりげない食材で作ったものが、佃煮と合わせただけで、ちょっとした箸休めになるので助かります。
今、お店に行くと、ふりかけでも佃煮でも、昆布を使った商品はトレンドだと思えるほどたくさんあります。ひとつ使えば調味料もいらず、おいしく手軽に海藻類も摂取できます。ぜひみなさんも、お気に入りの商品を探してみてくださいね!(編集まりりん)

Omezaトークとは…
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