「救急隊さん、猫の手を貸しますニャ」事故現場で茶トラ猫が申し出てきた! 米国

交通事故現場に現れた猫

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2024年3月上旬の朝、米国ダグラス郡の州間高速道路25号線で交通事故が発生しました。北行き車線の事故で3人が負傷し、通勤のドライバーは渋滞に巻き込まれてしまいました。

事故現場の道路には危険物も流出していて、さっそく救急車が駆けつけました。すると、道路脇から茶トラ猫が興味深げに近づいて来たのです。South Metro消防隊はこの出来事について次のようにツイートしています。

「この事故に巻き込まれた方々、事故渋滞で遅れに悩まされた通勤ドライバーのみなさんにはたいへんな災難でした。でも一瞬笑顔になれる出来事もあったのです。というのも現場に『お手伝い猫』が現れたのです。安全監督官が、この猫に『人間だけで大丈夫だから』と説明して追い返そうとしたのですが、猫は断固として現場に近づき、自分の手を貸そうと意欲満々でした」

救急車に跳び乗り「お手伝い」を申し出?

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さらに続けて次のようにツイートしています。

「猫は救急車の後部座席に跳び乗りました。でも救急救命士は経験豊かで医療訓練を受けており、猫のサポートは必要ありませんでした。するとこの猫は次に運転席に移って、病院まで救急車を運転しようと試みたのです。その提案自体は面白いけれど、猫が運転するのはあまりよい考えとはいえませんね」

運転席に移った瞬間、猫は救急隊員によって抱きかかえられ、ケージに入れられました。暖かい救急車の中でケージに入っていれば、もう安全です。

保護施設でマイクロチップを確認

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その後、猫はCastle Rockにある動物保護施設「Dumb Friends League Buddy Center」へと運ばれました。South Metro消防隊は「猫はきっとこの施設で、ほかの動物たちを世話しながら忙しい時間を過ごすことでしょう」と話しています。

同施設によると、この猫にはマイクロチップが埋め込まれているということです。まもなく無事に飼い主の元へ戻ることができるでしょうね。

出典:Curious cat tries to help first responders at crash, hazmat spill on I-25 in Colorado

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