「新時代」を迎えたWWEで、タッグ王座が刷新された。
WWEのタッグ王座は2022年5月に、ウーソズ(ジミー&ジェイ)がロウ王座とスマックダウン王座を統一。6日の祭典「レッスルマニア40」で行われた統一WWEタッグ王座戦・6パックラダー戦では、グレイソン・ウォーラー&オースティン・セオリーがスマックダウンベルトを、ミズ&Rトゥルースの「オーサム・トゥルース」がロウベルトを奪取して、再び2つの王座に戻っていた。
「ABEMA」にて放送された15日(日本時間16日)のロウ(カナダ・モントリオール)では、祭典でWWEの「新時代」到来を宣言したCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHがリングに登場。アダム・ピアースGMとともに、ミズ&Rトゥルースを呼び込んだ。トリプルHは「新時代らしくやってもらおう。君たちはこれから『世界タッグ王者』と名乗るんだ」と宣言。「ロウ王座」を「世界タッグ王座」に名称を変更するとした。
さらにゴールドに輝く新ベルトを披露。Rトゥルースがミズを相手にいつものように理解不能なぶっ飛んだ会話を続けると、さすがのトリプルHもあきれ、新ベルトを渡してとっととリングを下りた。何はともあれ、世界タッグ王座のベルトを手にしてご機嫌で、次週のロウでは人気コンビ・DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)との防衛戦が決定。43歳ミズと52歳Rトゥルースのおっさんコンビは、果たしてどんな世界王座の新時代をつくるのか。
また次回PLE「バックラッシュ」(5月4日=日本時間5日、フランス・リヨン)で、新WWEユニバーサル王者コーディ・ローデスはAJスタイルズvsLAナイトの勝者、新世界ヘビー級王者ダミアン・プリ―ストはジェイ・ウーソの挑戦を受けることになった。