ミランが今季トップデビューの逸材MFゼロリと新契約締結

サッスオーロ戦でセリエAデビューしたゼロリ[写真:Getty Images]

ミランは16日、U-19イタリア代表MFケビン・ゼロリ(19)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。

ナイジェリアにルーツを持ちイタリアで生まれ育ったゼロリは、185cmの大型セントラルMF。2010年にミランのアカデミーに加入し、2022年にプリマヴェーラへ昇格。今シーズンはプリマヴェーラでカピターノを務めると、昨年12月末に行われたセリエAのサッスオーロ戦でファーストチームデビュー。以降はいずれも後半終盤の短い出場時間ながらも公式戦2試合に出場している。

まだまだ伸びしろを感じさせるフィジカル能力の高さに加え、ボール扱いやパスセンスに優れる万能型で、中盤でパスを捌きながらドリブルで前進するボックス・トゥ・ボックスのプレーを得意とする。また、シュートレンジも広くミドルシュートやゴール前への飛び出しからユース年代では得点にも絡んでいる。

昨年に故ミーノ・ライオラ氏と関係深いラファエラ・ピメンタ氏と代理人に契約を結んだことで、その去就に注目が集まっていたが、10年以上も在籍するロッソネリとの新契約にサインすることになった。

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