パリSGが2点差を大逆転! 激闘を制して合計6-4で4強進出! バルサは痛恨の一発レッド&PK献上が響く【CL準々決勝】

現地時間4月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・第2レグで、スペイン王者のバルセロナとフランス覇者のパリ・サンジェルマンが前者のホームで激突した。

アウェーでの第1レグを3-2でモノにしたバルセロナは12分、この試合でも先制に成功する。右ウイングの16歳ヤマルが仕掛け、折り返しをラフィーニャが押し込んでネットを揺らした。

【動画】16歳ヤマルが絶妙アシスト!バルサの先制ゴール
しかし29分、バルコラの突破をファウルで止めたCBアラウホが決定機阻止でレッドカード。数的不利となったバルサは、アシストのヤマルを下げてCBのイニゴ・マルティネスを投入する。

迎えた40分、パリSGは左サイドバルコラが送り込んだクロスにデンベレが合わせて1点を返す。元バルサのフランス代表アタッカーは2試合連続の恩返し弾となった。

後半も数的優位を生かして押し込むパリSGは54分、ヴィティーニャがミドルシュートを叩き込み、2試合合計4-4の同点に追いつく。

その直後の55分にはギュンドアンに際どいシュートを浴びるも、ポストを叩く。

判定に激昂したバルサのシャビ監督が56分に退場となるなか、リーグ・アン王者はボックス内でデンベレがカンセロに倒されてPKを獲得。これをエムバペがきっちり決めて、61分に一歩前へ出る。

その後は何度がピンチを招いたものの、89分にエムバペのゴ―ルで勝負を決めたパリSGが4-1で勝利。2点差を逆転し、2試合合計6-4で4強に駒を進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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