DeNA・ジャクソンが連続背信投球…野村氏「これだけストライクが入らないと、もう正直話にならない」

◆ 防御率は7.90まで悪化

DeNAが2-11と広島に大敗した。この日は先発した新外国人右腕・アンドレ・ジャクソンが3回途中KOとゲームを作れず、打線も未だ勝ち星のない床田寛樹から2点を返すのがやっと。無惨なゲームで勝率5割を割り込んだ。

敗戦の元凶となったジャクソンのピッチングに対し、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「初戦は良かったんですよ、初登板の時は。チームの連敗止めるかなと思ったら、ちょっと乱れました」とコメントすると、解説者として出演した野村弘樹氏は「これだけストライクが入らないと、もう正直話にならないですよね」とバッサリ。

初回1番2番を歩かせ、ヒットを挟んで押し出し四球で先制されるなど、コントロールのままならない投球内容を振り返りつつ「僕、去年メジャーのも見たんですけど、やっぱりちょっとボール荒れてる気がするなと思ってたんですよ。だからこそストライクゾーンで動かせれば面白いなと思ってたんですけども、これだけボール、ボールになると、やっぱりどうしても苦しくなりますよね」と分析した。

前回は5回3失点、今回は2回2/3で8失点と防御率は7.90まで悪化してしまったジャクソン。トレバー・バウアーの穴を埋める存在として期待されていただけに、連続の背信投球はチームにとっては誤算だった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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