[１６日 ロイター] - 米半導体大手アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ（ＡＭＤ）は１６日、人工知能（ＡＩ）に対応したビジネス用ラップトップおよびデスクトップパソコン（ＰＣ）向け半導体の新製品を発表した。
２０２４年第２・四半期から米ＰＣ大手ＨＰと中国のレノボ・グループのプラットフォームで利用可能になる見通しという。
ＡＩ対応ＰＣはクラウド上ではなく、デバイス上で大規模言語モデルの動作や、ＡＩ技術を利用したアプリの実行が可能。ＡＭＤは高い収益性が見込めるこの分野で、市場シェア拡大を目指している。
同社が発表したのはビジネス用ノートパソコンとモバイルワークステーション向けの「Ｒｙｚｅｎ ＰＲＯ ８０４０」シリーズと、ビジネスユーザー向けデスクトッププロセッサー「Ｒｙｚｅｎ ＰＲＯ ８０００」シリーズ。
新機能搭載ＰＣへの消費者の買い替えが見込まれる中、ＡＩ対応ＰＣの導入がＰＣ市場の回復を支援すると専門家はみている。
