1月の中部5県宿泊者数 コロナ禍前比初のプラス

 中部運輸局が16日発表した1月の中部5県(愛知、岐阜、三重、静岡、福井)の宿泊旅行統計調査(速報値)によると、管内の延べ宿泊者数は19年同月比で1.8%増の455万人だった。20年1月以降、19年同月比でプラスとなったのは初めて。23年5月の新型コロナ5類移行後から、宿泊者数は回復傾向にあり、コロナ禍前を上回った。
 内訳をみると日本人の延べ宿泊者数は19年同月比で4.3%増の406万人となった一方、外国人の延べ宿泊者数は14.8%減の49万人にとどまった。

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