【俺の楽器・私の愛機】1594「指板延長を施して世界に一本になったアコースティックベース」

【TACOMA CB105C】(北海道川上郡標茶町 ひらた店長 41歳)

ある時から憧れがあったアコースティックベース。2021年、本格的に購入を考えた時に某フリマアプリにて見つけて一目惚れしてしまったのが5弦アコースティックベース「TACOMA CB105C」。そのままの勢いで手に入れ、その見た目、大きなボディから出る低音、独特なサウンドホールなどに大変満足しました。

しかし唯一、フレットが20までという点だけが気になっていました。Hi-C仕様として使用していて、どうしても21フレットまで欲しかったためです。どうにか出来ないかと考え自作した「フレットを打ち込んだローズウッドの板」をボディに貼り付けることで29フレットまでの延長を実現。サウンドホールがボディ中央にないことが幸いしました。29フレットまでとしたのは実験的な意味もありましたが結果は満足のいくもので、世界で一本のお気に入りのアコースティックベースにすることができました。(フィンガーレストとフィンガーランプも自作です)

手元に来てからブレーシング剥がれなどのトラブルもあったのですが、すべて自分でリペアしたこともあり、所有するベースの中では期間は短いものの大変愛着のあるベースとなっています。今後もルーパーを使用しての演奏やコード弾き、ソロベーススタイルなどで愛機として活躍してくれることと思います。

YouTubeにて演奏動画なども投稿しております。ご興味ありましたら「ひらた店長の気ままチャンネル」でぜひ検索を。

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こりゃ凄い。ツバ出しなんてレベルじゃないですね。これ自作なの?なんなのこの完成度、完全にプロレベルじゃないですか。フィンガーレストとフィンガーランプも追加となれば、弾きやすさも弾き心地も完全にひらた店長御用達。29フレットなんてどうやって弾くのかは別にして、まさに世界でこれ1本だけのオリジナル仕様ですね。YouTubeも紹介してくれているので、そのサウンドも聴けて◎。自分のスタイルを追求しながら、音楽をしっぽりと楽しんでいる様子が伺えます。音楽はいいねえ。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで

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