長与町長選告示 谷川氏と吉田氏の一騎打ち 21日に投開票 町議再選挙も

 任期満了に伴う西彼長与町長選と欠員に伴う同町議選再選挙(被選挙数1)が16日、告示された。町長選にはいずれも無所属で新人の会社役員、谷川任宏氏(58)と4期目を目指す現職の吉田愼一氏(73)=立民、公明、社民推薦=が立候補し、2012年以来、12年ぶりの選挙戦となった。同町議選再選挙には6人が届け出た。
 谷川候補は吉無田郷の選挙事務所内で支持者らを前に第一声。町長選が過去2回無投票だったことに触れ「12年間止まった時を進めるために、大きな組織に戦いを挑む」と決意を述べ、選挙カーに乗り込んだ。
 吉田候補は同郷のJA長崎せいひ長与支店駐車場で出陣式。40年近く続いた高田南土地区画整理事業への取り組みなど、3期12年の実績を挙げ「(次の)4年間、礎作りを確実に進めていきたい」と気勢を上げた。
 再選挙は、昨年の同町議選(定数16)で16人目が法定得票数に届かなかったことから公職選挙法に基づき実施する。
 町長選、町議選再選挙はいずれも21日午前7時から午後8時まで町内9カ所で投票が行われ、同9時から町民体育館で即日開票される。
 選挙人名簿登録者数は3万2945人(男1万5448、女1万7497)=15日現在、町選管調べ=。

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