世界的に人気を集めるカーレースゲーム「グランツーリスモ7」に、写真撮影スポットとして福島県富岡町の夜の森地区の桜並木が加わった。3月末の更新に合わせての登場で、ファンの間で話題を呼んでいる。
作品には「スケープス」と呼ばれる、世界各地の名所のに車を配置して写真撮影できる仕組みがある。夜の森地区の桜並木が背景の一つに採用された。現実世界と同様、美しい花に包まれた桜のトンネルをバックに、思い思いに「愛車」を収めて楽しめる。
フランスのパリの凱旋門や米国のニューヨック・マンハッタンのダウンタウンなど各国の名所と並び、富岡町のシンボルが選ばれたことに、町観光協会の松本由美子さんは「世界中の皆さんがプレイするゲームで紹介されるのはとてもうれしい。多くの人に眺めを楽しんでもらいたい」と話している。