陸上=中国ランナーに優勝譲った疑惑で調査、北京ハーフマラソン

[香港 16日 ロイター] - 14日に開催された北京ハーフマラソンで、アフリカ勢3選手がゴール手前でスピードを落とし、中国の男子マラソン記録保持者の何傑に優勝を譲ったように見える問題で、北京当局が調査を行っている。

何は1時間3分44秒で2位勢の3選手に1秒差をつけて優勝。しかし、インターネット上で公開された動画では3選手がすぐ後ろを走っていた何を振り返り、ゴールに向かってジェスチャーするような姿が映っていた。

北京市体育局は、この問題を現在調査中で、結果は後日発表すると説明。中国国営メディア「環球時報」は何の優勝について、「アフリカ勢の3選手が故意にスピードを落として何が追いつけるようにしたように見え、疑惑を招いている」と伝えた。

*脱字を補って再送します。

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