ボクシングのフェザー級(上限体重57・1キロ)10回戦(17日、後楽園ホール)、前日計量で1・6キロ超過したWBC世界フェザー級8位の堤駿斗(24=志成)が17日午前10時、上限体重61・1キロに定められた当日計量を60・9キロでパスし、WBA同級9位アンセルモ・モレノ(38=パナマ)との試合は行われることになった。
計量を終えた堤は立ち会ったモレノ陣営に「すみません」と謝罪。報道陣の取材には「モレノ選手のおかげで試合をさせてもらえるので、リングに立つからにはボクサーとして、相手選手へのリスペクトを持ってしっかり戦いたい」と答えた。
堤はアマチュア時代に日本人初の世界ユース王者になるなど輝かしい実績を残してプロ入りした期待のホープ。戦績は4勝(1KO)無敗。