菊地雄星、6回1失点9Kで今季初勝利 “4度目の正直”で奪三振ショー、防御率2.08

ヤンキース戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】

ヤンキース戦は今季2登板で計11回1/3を投げ1失点

■ブルージェイズ 5ー4 ヤンキース(日本時間17日・トロント)

ブルージェイズの菊池雄星投手が16日(日本時間17日)、本拠地で行われたヤンキース戦に先発。6回4安打1失点、9奪三振の快投で今季初勝利を手にした。防御率は2.08となった。

初回に3者連続空振り三振という抜群の立ち上がり。2回に先制を許したが最少失点で踏ん張ると、味方が3回に同点に追いつき、4回に2点を勝ち越し。するとその後は本塁を踏ませない投球を続けた。

6回には左脇腹付近を気にする仕草を見せ、トレーナーらが2度マウンドに集まる場面も。先頭の出塁を許しながらも無失点でこの回を切り抜け、94球で救援陣につないだ。

“4度目の正直”で白星を掴んだ。前回先発した10日(同11日)のマリナーズ戦で6回1失点など、今季は粘投しながらも打線の援護に恵まれなていなかった。ヤンキース戦は5日(同6日)の5回1/3を無失点に続き、これで計11回1/3を投げて1失点と“キラー”ぶりを発揮している。

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