こんにちは、ぴんくのうさぎです。
桜にはじまり花々が咲き誇る春真っ只中、お出かけの機会も増えるのではないでしょうか。
気分も高まるこの季節にぴったりのレストランをご紹介します。
「花」
横浜駅から歩いて少しの落ち着いたエリアに、赤い日差しと看板が目印が見えます。看板に描かれたロゴマークは、「花」という漢字にワイングラスの画。
お店の名前は「シェ・フルール」、日本語で花の家です。
【入ってすぐ、鮮やかな花がお出迎え】
【厨房の脇にもさりげなく・・・】
【イースターエッグ】
店内に入るとその名の通り、あちこちに飾られた花に目が留まります。
さらにフレンチでは一見珍しい、漢字のロゴマーク。実は、「創作和フランス料理」という聞きなれないジャンル。フレンチに和テイストを取り入れたシェフの感性が光る料理に注目だそうです。
花の彩に期待を弾ませながら、優雅なランチのスタートです。
華やかなはじまり
メニューはコース料理が数種類。
今回はメインが2品のモンラッシェコースを予約しておきました。
テーブルにつくと、飾り皿に咲く花に目を奪われます。
実はこのプレート、一枚一枚デザインが違うんです!!!
どのプレートも美しく、料理への期待が高まります。
そこへ序章のアミューズ、カリフラワーのムース。ひと口に、カリフラワーの味と香りが存分に詰まっています。
ムースの白地に紅色のエディブルフラワーがよく映えた目にも可愛らしいスタートの一品です。
そして季節のオードブルは、木箱に9種類。鶏、豚、鴨、肴、そして野菜、豪華な小鉢が並んだコレクションケースのようです。
たくさんの種類を少しずつ、目にも口にも嬉しい宝箱です。
感動はつづく・・・
3品目の魚料理は、本日の鮮魚か魚介のパスタを選びます。
今日のお魚は、真鯛のポワレ。ふっくらと焼かれた真鯛に、春を告げる菜の花、色合いを添える紫キャベツ、そして旨みたっぷりの出汁を泡にしたエスプーマソース。
金色のお皿が、美しいお料理に光を照らしているかのようです。
メインの肉は、牛頬肉の赤ワイン煮込み。ほろほろに煮込まれたブロック肉は、口の中でほどける柔らかさです。
周りを囲む彩り野菜も、素材自体の味が濃く、脇役などとは言わせません!
添える野菜まで美味しいメイン料理、それからもう一つ忘れてはいけないのが自家製パンです。香ばしく食感の良い表面に、中はもっちりとソフト。どんなソースとも相性抜群です。
焼きたてのおかわりをおすすめいただくと、つい食べ過ぎてしまいそうで要注意ですよ。
至福の時間
コースの締めくくりは、抹茶のロールケーキ、桜のムース、ジェラートのデザートプレート。
花と緑が、お皿の上に春を演出します。
ハーブティーの入ったカップもプレートとセットです。
はじめのお皿からティーカップまで選び抜かれた美しい食器。和皿でいただくフレンチは、日本とフランスそれぞれが持つ「美」を掛け合わせたかのようです。
花いっぱいの和フランス料理に、お腹も、目も、心も満たされました。
特別な日に、素敵な時間を過ごしてはいかがでしょうか。予約必須ですよ!