Mrs. GREEN APPLE、新曲「Dear」が映画『ディア・ファミリー』主題歌に 楽曲使用の予告映像公開

Mrs. GREEN APPLEの書き下ろしの新曲「Dear」が、6月14日公開の映画『ディア・ファミリー』の主題歌に決定。あわせて、楽曲を使用した最新予告映像(90秒)が公開された。

映画『ディア・ファミリー』は、主演に大泉洋、共演に菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽を迎え、IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル誕生秘話を描いた実話をもとに、月川翔監督が実写映画化した‟家族の愛”の物語。

主題歌「Dear」は、不可能なことを成し遂げようとどんな時も歩みを止めない家族の背中を押すような前向きな歌詞と、壮大なアレンジが印象的な楽曲に。今作について大森元貴(Vo/Gt)は「本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。主題歌の「Dear」は壮大でさわやかな楽曲ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です」とコメント。<左胸の鼓動を感じてる 右の脳で明日を夢見てる>という歌詞にも、生き抜くことへの前向きなメッセージが表現されている。

映画のプロデューサーを務める岸田一晃は今回の主題歌起用に関し、「「この映画は作りたいだけの映画ではなくて‟届けなくてはいけない映画”だと考えています」という言葉と共に主題歌のオファーをさせていただきました。決して悲しいだけの物語ではなく、愛と熱意が突き抜けて、希望が生まれる。この楽曲の鼓動が「次へ、その先へ」と私たちの背中を押し、新しい未来に向かわせてくれる。この映画は最高の音楽と共に終幕します」とコメントを寄せている。

<Mrs. GREEN APPLE コメント>

本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。
事前に資料をいただき、拝見してから楽曲を制作したのですが、凄く泣けました。
とてつもないエネルギーや生きる活力のようなものをいただきました。
主題歌の「Dear」は壮大でさわやかな印象ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です。
歌詞も今まで表現したことないようなワードが入っているので、そこにもぜひ注目してください。

<岸田一晃プロデューサー コメント>

「この映画は作りたいだけの映画ではなくて‟届けなくてはいけない映画”だと考えています」という言葉と共に主題歌のオファーをさせていただきました。ある家族が願った切なる想いが世界中に広がって、そして今も尚、その想いは輝いて生き続けている。実話を元にしたこの映画には単純に感動的な音楽がエンディングを飾るだけではダメだと考えていて、ディア・ファミリーが持つ熱量が欲しかったのです。初めてデモ音源を聴いた時に最後のピースがハマったと実感しました。決して悲しいだけの物語ではなく、愛と熱意が突き抜けて、希望が生まれる。この楽曲の鼓動が「次へ、その先へ」と私たちの背中を押し、新しい未来に向かわせてくれる。この映画は最高の音楽と共に終幕します。

(文=リアルサウンド編集部)

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