パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、バルセロナ戦後にインタビューへと応じ、CL準決勝進出を決めた喜びを語った。
現地時間4月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバルセロナvsPSG戦は、前半12分にブラジル代表FWハフィーニャのゴールでバルセロナが先制。だが、29分にバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが一発退場となると、流れが一気にPSGに傾く。40分には昨季までバルセロナに所属していたフランス代表FWウスマン・デンベレがゴールを決めると、後半には数的有利な状況を生かして猛攻を仕掛け、フランス代表FWキリアン・エムバペの2発を含む計3ゴールを奪取。2戦合計スコア6-4でCL準決勝進出を決めた。
スペインメディア『Relevo』は、試合後にインタビューへと応じたL・エンリケ監督のコメントを紹介。PSGの指揮官は「非常に成熟したチームが、状況を好転させようとする熱意を持ってプレーする様が見て取れた」と、チームの進化を口にした。
L・エンリケ監督は「我々を優勝候補と考える人はいなかったはずだ。でも、我々は準決勝への切符を掴み取った」とコメント。一方、バルセロナのシャビ監督が試合後に怒りを口にしたアラウホ退場の判定については「私はよく見ていなかったし、(退場か否かを)判断する人間でもない。退場が明らかな場合もあるし、そうでない場合もある。サッカーとはそういうもの。私は何も言わないようにしている」と言及を避けた。
現役時代にバルセロナで活躍したL・エンリケ監督とシャビ監督は、選手同士、そして指揮官(L・エンリケ)と選手(シャビ)という関係性でつながってきた。そのシャビ監督に対して、L・エンリケ監督は次のように語っている。
「シャビはバルセロナにとって理想的な監督だと思うし、来季も彼が続投してくれると信じているよ」