フィリーズ・スアレスがリーグ完封一番乗り 112球の熱投で3勝目

【ロッキーズ0-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

日本時間4月17日、フィリーズは本拠地でのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、先発レンジャー・スアレスの好投もあって5対0で勝利。明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、今季10勝に到達した。スアレスは112球で9イニングを投げ抜き、被安打7、奪三振8、与四球1で今季ナ・リーグ初の完封勝利を達成して3勝目(0敗)をマーク。ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーは6回途中6安打3失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

フィリーズは1回裏にJ・T・リアルミュートの3号2ランで先制。スアレスの好投が続くなか、6回裏一死からトレイ・ターナー、ブライス・ハーパーの連続二塁打で1点を追加した。8回裏にはハーパーが4号2ランを放ってダメ押し。ハーパーは日本時間4月3日のレッズ戦で1試合3本塁打を記録したが、それ以来2週間ぶりの一発となった。

スアレスは3回まで最少打者数で無失点に抑えるなど、立ち上がりから安定したピッチングを披露。試合中盤以降は毎回のように走者を出したものの、最後までロッキーズ打線に得点を与えなかった。今季の完封勝利は日本時間4月3日にノーヒッターを達成したロネル・ブランコ(アストロズ)に次いで2人目で、ナ・リーグでは一番乗り。フィリーズでは昨年8月にノーヒッターを達成したマイケル・ロレンゼン以来となった。これで18イニング連続無失点となり、今季の防御率は1.73まで向上している。

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