能登半島地震の被災地から学ぶ 建築業界の視察団が被災地に向けて出発【高知】

能登半島地震の被災地から学び、南海トラフ地震に備えようと高知県内の建築業界の視察団が4月17日、被災地に向けて出発しました。

能登半島地震の被災地を訪れるのは高知県建設業協会建築部会からなる視察団で、県内の企業13社16人が参加しています。一行は19日まで石川県珠洲市などを訪れる予定で、17日高知龍馬空港で出発式が行われました。視察団は、被災した家屋の被害状況や避難所での仮設住宅の取り組みなどを見てまわる予定です。

能登半島の被災地の中には、山間部が多いなど地形的な状況が高知と似ていて、大黒柱で建物を支える家屋の構造の面でも参考にする点が多いということです。視察した内容は県建設業協会の総会で5月16日に報告されます。

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