桜の下、ぼんぼり設置 新庄・最上公園、きょう17日からライトアップ

春の陽気の中、ぼんぼりが設置された=新庄市・最上公園

 新庄市の最上公園で16日、恒例のぼんぼり設置が始まった。5年ぶりの通常開催となる春の風物詩「新庄カド焼きまつり」(29日~5月5日)を前に、公園周辺が華やかな雰囲気に包まれている。

 春の陽気に包まれ、桜が満開の中で作業が進んだ。新庄観光協会(正野定見(さだみ)会長)の委託を受けた業者が公園東側のお堀周辺に協賛事業所名などをあしらったぼんぼり36基、横長のあんどん20基を取り付けた。桜約300本が咲く中、17日から5月5日まで午後6時半~9時にライトアップが行われる。

 カド焼きまつりは北海道産のカド(ニシン)を4千匹用意している。「春を楽しみながらおいしいカドを味わってほしい」と正野会長。来場者を迎え入れる準備は万全の様子だ。

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