「紅麹」サプリ問題 富山県内の健康被害新たに5人増 健康相談も8件増

小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントを飲んでいた人に健康被害が出ている問題で、富山県内で被害を訴えている人は、16日までに新たに5人増え11人となりました。

県によりますと小林製薬が販売した「紅麹」を含む健康食品について、県内の医療機関や保健所などに寄せられた健康相談の件数は、16日正午時点で前の週よりも8件増え29件となりました。

そのうち、回収命令の対象商品である「紅麹コレステヘルプ」や「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」などの3品目のいずれかを摂取し、何らかの健康被害があった人の数は、前の週よりも5人増え、11人となりました。

被害があった人の年代や性別、症状などは公表されていません。

県は体調に異常を感じたらすぐに使用を中止し、医療機関を受診するよう呼びかけています。

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