10歳未満の里子を暴行した疑いで“里親の男”を送検 複数の里子を預かる「ファミリーホーム」を自宅で運営 児相の訪問を年2回受けていた

札幌市南区で、里子の10歳未満の男の子に暴行を加えた疑いで、15日逮捕された男は年に2回、児童相談所の訪問を受けていたことがわかりました。

札幌市南区藤野の自営業・池田龍容疑者(38)は2月20日、自宅で同居する里子の10歳未満の男の子の顔を殴るなどの暴行を加えた疑いで、17日、身柄を検察庁に送られました。

送検される池田龍容疑者(17日午前8時半ごろ・札幌南警察署)

池田容疑者は、里子複数人を家庭の中で預かる「ファミリーホーム」を自宅で運営していました。

札幌市児童相談所によりますと、池田容疑者の自宅には年に2回、職員が訪問し、虐待などの問題がないか、本人や関係者から聴き取りを行っていたということです。

池田容疑者は「何も覚えていません」と容疑を否認しています。

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