メニューインが認めた才能を堪能。ジル・アパップ ヴァイオリンDUOコンサート

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フランス出身の名ヴァイオリニスト、ジル・アパップの来日コンサートが行われる。

20世紀を代表する名ヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインの称賛を受けたジル・アパップは、そのユニークなアプローチと洗練された演奏が世界的に高く評価される存在だ。フランスに生まれ、音楽に親しく触れる幼少期を過ごしたジルは、アメリカでの研鑽を経て、活動の拠点をカリフォルニアに定めている。

オーケストラや室内楽、クロスオーバー・プロジェクトにおいて独自の音楽世界を展開する彼のプログラムは、クラシックの名曲から、ジャズやフォークまでの幅広いジャンルをカバー。聴衆を新たな音楽体験へと導くことが特徴だ。

今回の来日公演においては、モーツァルト、ファリャ、ガーシュウィン&ブラームスという、時代と地域を俯瞰するかのような魅力的なプログラムが用意され、ファンの思いに応えてくれることが期待される。共演のアレフレッド・オヤグエス(ピアノ)も要チェック!

ジル・アパップ ヴァイオリンDUOコンサートwith アルフレッド・オヤグエス(ピアノ)

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2409980

6月22日(土) 16:30開演
杉田劇場
(神奈川県横浜市磯子区杉田1-1-1 らびすた新杉田4階)

6月23日(日) 19:00開演
大倉山記念館ホール
(神奈川県横浜市港北区大倉山二丁目10番1号)

●ジル・アパップ(ヴァイオリン)

アルジェリアのベジャイア生まれ。フランスのニースで育った。1985年、ユーディ・メニューインコンクールで現代音楽部門の最優秀賞を受賞。サンタバーバラ交響楽団で10年間コンサートマスターを務めた後、世界中のオーケストラでソリストとしてのキャリアを築いた。ボストン・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア国立フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ゲヴァントハウス・ライプツィヒのフィルハーモニー管弦楽団、コミッシュ・オペラ・ベルリンのフィルハーモニー管弦楽団、バンクーバー交響楽団、ドレスデン、ハンブルク、ニュルンベルク・フィルハーモニーなど世界中の有名なオーケストラとソリストとして共演している。ジプシー、アイリッシュ、スウィング、ブルーグラスなど、東ヨーロッパからアメリカまでの伝統音楽の解釈で高い評価を受けている。1990年代にソニークラシカルで3枚のCDを録音。その後、自身のレーベルであるApapaziz Productionsを設立している。2002年にはヴィヴァルディの「四季」のCDをリリースした。

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