昨年度、福島県内で倒産した企業は93件で、前年度より27件増えたことが分かりました。
民間の調査会社、帝国データバンク福島支店によりますと、昨年度県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は93件で、前年度より27件増えました。業種別では、建設業が28件と最も多く、次いで製造業が18件などとなっています。
負債総額は136億3100万円で、前年度より15億円あまり増えました。
倒産増加の要因について帝国データバンク福島支店では、「新型コロナ関連の特別融資により2022年度までは倒産件数が一時的に抑えられていたが、返済が始まり再び増加傾向になった」としています。
