【ヒグマ】札幌市は市街地近く一部エリア“箱わな”による駆除を検討へ クマ類を「指定管理鳥獣」に追加で保護から管理へ 相次いだクマ出没を受け北海道内で対策強化進む

2023年、相次いだクマの出没を受け札幌市は、市街地で箱わなによる駆除を検討するなど北海道内で対策の強化が進んでいます。札幌市中央区で4月17日に開かれた「ヒグマ対策関係者会議」。捕獲講習を開き、地域の対応力の強化や、より科学的な生息数の調査の実施などが共有されました。一方、国はクマ類を「指定管理鳥獣」に追加。保護から管理へと転換し、捕獲などの対策には国から支援が受けられるようになります。さらに、札幌市は2025年度から市街地に近い一部エリアで、箱わなによる駆除を検討していて、今後、住民の意見を聞くなどして2024年6月までに方針を固めます。

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