木村拓哉×堺雅人「共演NG」情報の火元…盟友関係の2人がナゼ? 妻同士も交流があるのに

木村拓哉(左)と堺雅人(C)日刊ゲンダイ

4月の改編期を迎えたテレビ界において「共演NGリスト」の最新版が一部関係者の間で極秘裏に共有されたという。リストのトップに名前を連ねていたのは、当代きっての人気俳優ふたりの名前。「木村拓哉(51)と堺雅人(50)ですよ」と話すのは番組制作関係者だ。どういうわけか──。

旧ジャニーズ改めスタートエンターテイメント社の筆頭として再出発を図る木村と、人気俳優の堺。そもそも木村と堺はドラマでも「エンジン」(フジテレビ系・2005年)、「南極大陸」(TBS系・11年)などで共演し、仕事だけでなく公私にわたり仲がいいことでも知られていた。

「木村と堺は互いに“マサト”“タクさん”と呼び合う間柄。年齢も木村の方が1歳年上なので兄貴分と言う感じでした。『エンジン』や『南極大陸』のロケの時などでは現場で浮いていた堺に声を掛けたり、食事に誘ったりして演技について話し合う関係だったんです。木村の妻である工藤静香とも堺は面識がある。工藤はその縁で堺の妻で女優の菅野美穂とも交流があるそうです」(芸能プロ関係者)

そんな盟友関係にあったふたりがなぜ、突如、共演NGリストに名前を連ねることになったのか。

■CMの後釜に…

「以前はテレビを見れば木村が出演するCMが頻繁に放送されていました。ところが、旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏による性加害問題の影響は顕著で、木村のCMは激減。『マクドナルド』も『オープンハウスグループ』のCM契約も更改できなかったんです。この木村の後釜にすんなりと収まったのが堺というわけです。もちろん、事務所や代理店の営業努力によるもので、意図的に奪ったわけではありませんが木村としては面白くないのは当然。それで周囲は腫れ物に触るような扱いとなり、共演NG扱いになったのではないかといわれています」(広告代理店プロデューサー)

前出の番組制作関係者が続ける。

「現在、木村のマネジメントを担当するスタートエンターテイメントは以前のようにむちゃを言って横紙を破るようなことはしない。木村を切った腹いせで“共演NG”なんてことはないでしょう。木村と堺もおのおの看板を背負うVIP俳優です。木村は今冬、放送予定のスペシャルドラマ『グランメゾン東京』が控え、堺は『VIVANT』の続編や新企画が進んでいる。両方を放送するTBSの担当者は気が気じゃないかもしれませんが」

日本のドラマ界における2トップといえる木村と堺。“共演NG”情報の火元はどうやら周囲の忖度のようだが、両雄並び立たず、となるのか。

© 株式会社日刊現代