上海浦東国際空港口岸の外国人出入境者数、1~3月は5倍に

上海浦東国際空港口岸の外国人出入境者数、1~3月は5倍に

出入境審査を行う上海空港出入境辺防検査ステーションの職員。(資料写真、上海=新華社配信)

 【新華社北京4月17日】中国上海出入境辺防検査総站(出入境検査総合ステーション)上海空港出入境辺防検査站はこのほど、今年第1四半期(1~3月)に検査した浦東国際空港口岸(通関地)の出入境者数は前年同期比3.6倍の680万2千人、航空機は2.1倍の4万6千機だったと明らかにした。

 1~3月に浦東国際空港口岸から出入境した外国人は約5倍の147万7千人だった。入境した外国人の目的は旅行が全体の35%、ビジネスが27%、親族訪問が13%を占めた。国・地域別では日本、韓国、米国、ドイツ、マレーシアが上位5位となった。

 今年に入り、ビザ(査証)相互免除協定など出入境に関する一連の政策が着実に実施され、中国はシンガポールやマレーシア、タイなど複数の国との間で「ビザ免除時代」を迎えた。多くの国・地域が中国人に到着ビザ制度を適用するなどの便宜を提供している。1~3月に浦東国際空港口岸を出入境した中国本土居住者は延べ485万人と前年同期の約3.7倍になり、同口岸の出入境者数の7割強を占めた。本土居住者の旅行先は依然として東南アジアや日本・韓国、中国香港とマカオの両特別行政区など中短距離の目的地が中心だった。うち日本への旅行者数は54万1千人、タイは30万1千人、韓国は18万8千人、シンガポールは17万9千人、香港は15万人で、合わせて全体の半分を占めた。

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